昨日、運転免許証の更新に行ってきました。

平日、しかもこんなご時世です。更新に来た人数は少なく、僕含めて10人と言ったところです。その中に20代くらいの女性がひとり居ました。

退屈な講習(等とは言ってはいけませんね、交通安全に対する意識を高く持つ重要性を再確認。)を終え無事新免許を受け取り、車の中で一服をしていました。

コンコンをガラスを叩く音がして横を向くと先程の女性がいました。

「あの…朝日駿さん…ですよね?実は●●●(駿さんが以前所属していたバンド)の頃から何度もライブに行ってて…もしかしたらあの駿さんかなと思って…。コロナ禍でミュージシャンの方々は大変な思いをしていると思います。でも駿さんの歌に元気をもらってる人達もたくさんいると思います。私もそのひとりです!頑張ってくださいね!」

と。

売れもせず人気も出ず何度も挫けそうになりながら必死に頑張ってきた駿さんも、いつの間にか誰かにとってのそんな存在になれたんだな…と、その女性に逆に元気をもらいました。

みたいな妄想をしている間に駐車場は僕の車だけになっていました。

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皆さん元気ですかー!?僕は相変わらず元気(色んな意味で)です!

ブログの更新はマメな方ではありませんがやはりTwitterの140字では書き切る事の出来ない熱い思い…いや…ここは敢えて熱い「想い」と書かせてください。熱い想いがあります。例えば駿さんの好きなタイツの厚さ、昔は110デニールこそが至高だと思っていたけどあれ?実は40デニールの透け感もなかなかエロくない?みたいな。

これがホントのあつい(厚い)想い、っつってね!

すいません反省してるんでブラウザ閉じないで下さいお願いします。

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2020年、コロナ禍に喘ぐ茨城音楽シーンの支援/活性化を図るヒカリノハコプロジェクトが発足されました。発起人はTHE BACK HORN山田将司さんとCOCK ROACH遠藤仁平さんです。第一弾プロジェクトとして、楽曲「命の灯」がリリースされました。
こちらの作品に朝日駿、水戸の仲間達と共にコーラスで参加させて頂きました。壮大なスケールの感動的な一曲です。まだの方、是非ご視聴いただきたいです。

そして、きたる4/16(金)第二弾プロジェクトとして、水戸のバンド/ミュージシャン総勢25組全曲新曲書き下ろしの2枚組オムニバスアルバムその名も「茨城大爆発」がリリースされる事になりました。前述の山田将司さん、COCK ROACHはもちろん、MUCC(泣く子も黙る!)や真空ホロウ…とひとつひとつ紹介していくのは野暮というものですが、メジャーインディーズベテラン若手ジャンルの垣根を越えて超えた正に大爆発と呼ぶに相応しいアルバムが爆誕しました。

朝日駿はラスト・フォー・ライフという曲でDISC1に収録です。

敬愛するアメリカのパンクロックシンガーIGGY POPの同名タイトルからインスパイアされて制作しました。Lust For Life直訳すると"生きる為の欲求"転じて

生への渇望

をテーマに僕の、僕達の生を歌いました。

歌だけでなくドラム、ベース、ギター、パーカッションやキーボードを全部ひとりで多重録音してレコーディングしました。その部分も注目してくれたら面白く聴いていただけると思います。

自分のブログなので、自分の楽曲中心の話となってしまいましたが、先輩方の楽曲はもちろん若手勢の楽曲も聴いてるだけで鳥肌が立つような気合いと集中力をビンビン感じました。日本中、世界中の人に聴かせたいアルバムになりました。

本日よりヒカリノハコ公式サイトで予約開始です。是非よろしくお願いします。
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最後にちょっとだけ…

僕の住む街茨城県日立市の市役所に3/11の14:46爆破予告があり、13:30-15:30まで臨時閉庁となりました。幸い実際に犯行が行われる事は無かったのですが。

予告日時の不謹慎さにも言及しないし、お前がどんなつもりでそんな事をしたのかも知らん。

茨城大爆発を聴いてくれ。

爆発させるべきはなにか、聴けば解るはず。俺もお前も同じ。同じなんだよ。

前回の記事で、というか今日までの自身の言動により皆さんから「朝日駿はただの女子高生好き」だと勘違いされているおそれがあると感じました。

ひとつ断っておきますが、僕は女子高生も女子高生でない女子も等しく尊いと思っている事をここに記しておきます。箸が転がってもおかしい年頃の女子の溌剌(はつらつ)とした美しさも尊い、仕事に恋にやや疲れた30代女性の強く儚い美しさも尊い。

居酒屋で知り合った男性に10代の娘が居ると聞けば「恋愛対象です!」と宣言して変な空気になりましたし、知り合った10代のバンドマンの母親が30代と聞けば「恋愛対象じゃん!」と宣言して変な空気になりました。

見境が無いのとはちょっと違います。女性に対する敬意に溢れているのです。

オチは特に無いですが、構いませんね?

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前回の記事で、コロナ禍で自身の存在意義を見失い掛けていた所にヒカリノハコプロジェクトのお誘いで一念発起し、友達の大谷修登とスプリットCD&水戸ライトハウスでレコ発ツーマンを開催する旨をお知らせをさせていただきました。

ヒカリノハコプロジェクトでロックスター達が僕(僕達)を救ってくれました。いつも救われてばかりです。とあるライブで大谷修登と共演した時話し合いました。そろそろ僕達も誰かを救う番なんじゃないかと。

僕はずっと「僕なんかが誰かを救うだなんて身の丈に合わない」という様な気持ちで活動していました。俺が歌いたいから歌う演奏したいからするライブやりたいからやるそれ以上でも以下でもない、と。自分の書く歌にもそれが反映されていて、自分が設定した自分の身の丈の中で完結される歌ばかりだった気がします。歌が嘘になるのが嫌だったからです。

そんなコンパクトな肝っ玉でコンパクトな歌を歌う自分から成長しなくてはならないと思いました。それで出来上がった曲が今度リリースされる「ただの歌うたいは」という曲です。と言ってもこれは後から気付いた事で、ある人に指摘されて実感した事です。

「いい歌だな、でもお前自身がこの歌に追いつかないと嘘になるよな?」

核心をつかれた気がして、しばらく黙ってしまいました。「大きい歌を作って、俺自身がそれを歌いながら成長していけばいい」と気付けました。(やっぱりまだ救われてばかりだな)

今僕は岐路に立っているのだと思います。誰かを救うことのできる優しいロックスターになれるか、はたまたただの嘘吐き歌うたいもどきになるか。

誠に勝手ながら、皆さんには12/13(日)水戸ライトハウスで見届けて欲しいと、強く願っています。ご来場、心からお待ちしています。

公演&CD概要
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スプリットCDのトレーラー動画を公開しました。こちらも是非ご視聴いただければと思います。


これからも朝日駿をどうぞ宜しくお願いいたします。

女子高生って絶対的に尊いじゃないですか。

※ぜったい-てき【絶対的】
[形動]他の何物ともくらべようもない状態・存在であるさま。



これはこのブログ開設当初から一貫して主張している事なのですが、齢を重ねる毎にその主張が(悪い方向に)重みを増してきて「あっこのおっさんヤバいんだ…」という目で見られがちです。ですから最近は必ず「女子高生は美しい。それは尾瀬が美しいのと同じです。」と付け加えるようにしていますが周囲の目の冷たさに変化はありません。


こんにちは駿さんです。前回の更新から約1年の月日が流れてしまいました。ブログを書いてこれ以上皆さんから蔑みの目で見られる事に耐えきれず、つい更新を滞らせてしまった事をお詫び…する前にこんな主張をし続ける大人になってしまった事を両親に詫びるべきでしょう。


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この1年、本当に色々な事がありました。1年前に1年後こんな世の中になっていると誰が想像したでしょうか。世界中の人の生活が根底から変わりました。他人が怖くなり、他人から怖がられ、友と酒を酌み交わすのも肩を組むのも憚られる世の中になりました。そして我々歌うたいは歌う事すら許されない世の中になりました。


月に最低4-5本はライブをやらせてもらってたのが、今年3月以降スケジュールが白紙になりました。皆の生命や健康が1番大事ですから、僕は置かれた状況を受け入れました。たまに新曲をYouTubeにアップしてみたり、楽器のメンテナンスや改造、アンプの自作等をしながら過ごしていました。


それはそれで結構それなりに楽しく過ごしていました。でも牙をもがれた様な…俺って誰なんだっけ?もがれたっつーか最初から牙なんか生えてたっけ?みたいな感覚に陥って、穏やか、確かに穏やかな毎日ではあるがそれは泥濘の中に居る様な…とにかく居心地の良さに居心地の悪さを感じていました。

ある日、敬愛するTHE BACK HORN山田将司さんから「水戸の、茨城の音楽シーンの火を絶やさない為のプロジェクトを立ち上げる、お前も参加しないか?」と連絡をいただきました。その言葉だけで僕は救われた気がしました。いつも僕を救ってくれるのは音楽、そしてロックスター。


プロジェクト概要、詳しくは以下のサイトをご覧いただければと思います。

プロジェクト第一弾楽曲にコーラスとして参加しています。聴いてくれたら嬉しいです。(CDも買ってね!)


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先輩が立ち上げたプロジェクト、楽曲、歌に呼応する様に僕等も立ち上がったのです。


錆びた弦を取り替え、訛りきった声帯を震わせ、ノートにコードと歌詞を書き殴りました。


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水戸に大谷修登っていう素敵な歌うたいが居て、一緒にCDを作りました。僕と修登で新曲を一曲ずつ書いて、お互いの曲をそれぞれカバーし合って2人で4曲。実は僕、自粛期間中に暇過ぎて家の倉庫にスタジオを作ったんです。
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ここでレコーディングしました。とても有意義な時間でした。

そのCDが12/13(日)にリリースされます。水戸LIGHTHOUSEで僕と修登でレコ発ツーマンライブします。

記事が(謎に女子高生に対する想いを書いたせいで)長くなってしまったので、この企画に至った話や、収録されている楽曲に対する想い等は次回のブログで詳しく書きたいと思います。今回は先ず、近況報告とCDリリースとレコ発イベント開催について皆さんにお知らせしたいと思い書かせていただいた次第です。またよろしくお願いいたします。

レコ発ツーマンライブ概要
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スプリットCDジャケット画像
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