おしゃれをするのが結構、好きなんです。
10代の頃から憧れのファッショニスタ(?)…とりわけ革ジャンとジーンズの着こなし方のお手本は断然甲本ヒロトでした。それはもう信仰に近いくらい。
(ソングライターとしての憧れは甲乙付け難いけど…僅差で右の御仁、真島昌利!!)
20代前半までめちゃくちゃ太ってた僕は心機一転ダイエットに励み2ヶ月で85kg→50kg代まで落としました。死ぬかと思いました。
ここまで痩せればメンズもレディースもなんでも着れるようになりました。おしゃれをするのが以前とは比べ物にならないくらい楽しくなりました。
でも↑の画像の通り、ヒロトの細さって尋常じゃなくないですか?「痩せたら勝手にこの位になる」と思ってたんですがどうやら骨格レベルで細く、かつ「薄い」んですね。BUMP OF CHICKENの藤くんとかもそのタイプな感じがします。ペラペラみたいな。
僕もギター背負ってライブしに行くのもしんどいくらい痩せていた頃、あばらが浮き出るくらいになっても胸板の幅がありました。あのスタイルには到達できないのか…と結構、絶望しました。
そんな時、僕の心をガッチリ掴む着こなしをしているミュージシャンを見つけました。
国民的ハードロックバンドB'zの稲葉浩志でした。
去年コロナ禍で暇してた時になんとなくYouTubeでB'zのDinosaurのMVを観ていたら
稲葉さんが衝撃的にイケてる革ジャンの着こなし方をしておられました。
稲葉さんもスリムですが、鍛えて引き締まった肉体美という感じで、ヒロトとはまた違った魅力に溢れているではありませんか!稲葉さん的着こなしの方が自分に合っていると思ったし、ひたすら痩せ細る努力、ほんと死ぬほど辛かったので僕のおしゃれ人生に光が差した感じがしました。摂取カロリーはこれまで同様気をつけつつ、筋トレを積極的に行い健康的な体型を目指そうと。
流石に顔面のクオリティはどうしようもないですがね!!!!(嗚咽)
経験者は語る、ですが痩せ細る努力は苦行です。頑張れば頑張るほど体力も落ちる、力も出なくなる、気力も下がってくる。みたいな。駿さんは次男ですが耐えられましたが。
筋トレは「得る方向の努力」なので、俄然やりがいがあります。
若い頃「どうしておっさんは筋トレに夢中になってしまうんやろなぁ」と思っていたのですが、老いを感じるとつい鍛えたくなるものですね。身に染みてわかりました。
これからも健康的に痩身に励みたいと思います。
因みにB'zで一番好きな曲はTHE WILD WINDという金城武主演「不夜城」のテーマソングとなっている曲です。孤独感と喪失感に溢れた、名曲です。よかったら聴いてみてください。
↑最近買った革ジャン
↓85kgあった頃の朝日駿。超ヤバい。
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完全に余談なんですが、
甲本ヒロトが忌野清志郎の葬儀に参列した時の革ジャン姿、僕はこれほどまでに美しい喪服を見たことがないと感じました。マナー講師が言うような事とか決まり事とかではなく、どれだけ故人を愛し偲んでいるかが分かるファッションだと。服を着て人に会う時は、いつでもこうありたいと強く思うのです。